読み聞かせのお悩みで、必ず聞かれるのが
抑揚と声色についてです
「抑揚はつけずに読んだ方が良いですか?」
「声色を変えて読んでも良いのですか?」
100%質問されます
結論から申し上げますと
抑揚をつけて読むのは、「思いやり」なのです
声色を変えることについては、後半で解説いたします
【一つ目の理由・朗読家による解説】
集団での読み聞かせでは
どんなに絵本の絵が、くっきり描かれていても
両端や後ろの子どもは、見えづらいので
耳で聞くお話から、登場人物が誰で
誰が会話しているのかなど分かるように
抑揚をつけて読むのが、「思いやり」なのです
【二つ目の理由・絵本作家による解説】
絵本の文章の書き方から説明させていただきます
次の文章は、目を閉じて聞いても
場面が想像できると思います🔻
おじいさんは、おばあさんに言いました
「山へ、しばかりに行ってくるよ」
誰が・誰に・どこへが、順番に分かるので
お話を聞くだけでも、想像できますよね
ただ多いのが、次の文章の書き方になります
「山に、しばかりに行ってくるよ」と
おじいさんは、おばあさんに言いました。
という文章だと、「あれっ?どこに行くんだっけ?」と
1行前に戻りかねないのです
なので、絵本の絵は見えても、表情は見えづらい場合
クラス全員が、同じように楽しめるように
抑揚をつけて読み、さらに声色を変えて
ぜひ読み聞かせをしてみて下さい
【大事なポイント】
全部の絵本を、抑揚つけて読み聞かせするのではなく
お話の内容・ページ毎で判断しましょう
抑揚をつけずに読んだ方が
お話に夢中になる場合がありますので
判断のポイントが大事です
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【声色を変えることについて】
「 声色を変えて読んで良いのでしょうか?」のご質問も
抑揚と同様に、ほぼ必ず聞かれます
先程、おじいさんのセリフ
「山に、しばかりに行ってくるよ」は
抑揚だけでは、誰が言っているのか
まだ分かりづらいのです
登場人物がおじいさんなら、おじいさんの声色で
セリフを読むことで、誰が言っているのか
両端・後ろの子も、お話が伝わるのです
クラスみんなで、お話を楽しめるように
抑揚+声色で、読み聞かせして頂けたらと思います
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